製品情報
ディープラーニング 画像処理
少ない画像で学習が可能な、ディープラーニングを用いた画像処理(画像解析・画像認識)技術です。撮影した画像を解析(特徴点の抽出)、認識(物の区別)することで、製品の分類やカウント、破損チェック、文字認識など検品の自動化を実現できます。
特長
人間の目で見た際の、対象物の「特徴」を指定してあげることで、少ないトレーニングでの、精度の高い認識を実現しています。
弊社のディープラーニング 画像処理は、少ない画像枚数(数十枚~数千枚)で学習をさせることが可能です。通常、ディープラーニングに必要な画像枚数は、数百万枚と言われています。
監視カメラやスマートホンなど、静止画を撮影できるカメラさえあれば、弊社のディープラーニング 画像処理を利用頂けます。監視カメラの場合、動画から静止画を切り取ることができます。現在お使いのカメラを活用する、あるいは弊社からカメラのご紹介をすることも可能です。
CCSのディープラーニング
これまでも画像処理(画像解析・画像認識)は存在しましたが、熟練したエンジニアが、長い年月をかけて開発する必要があり、更に曖昧な画像判定は難しいといった難点がありました。具体的には、画像の「前処理」(光学ゆがみや濃度の補正、ノイズ除去、平滑化、コントラスト強調、縮小・拡大・回転)→「特徴抽出」(二値画像、エッジ、濃度分散画像マップ)を経て→「判定・マッチング」(形状検査、パターン認識)の流れでプログラムを実装する必要がありました。
ディープラーニングが登場したことで、作業はデータを集めるだけ、開発期間は短く、曖昧な画像判定は可能になり、画像処理は飛躍的進歩を遂げました。ディープラーニングを用いた画像処理は、「画像の学習」(何パターンもの画像を学習し、学習モデルを自動で構築)→「画像推論」(学習結果に画像を判定させる)ができるのです。
ディープラーニングを用いた画像処理技術は、顔や場所、物体の認識、音声認識や翻訳、自然言語処理、ビデオ検索及び分析、自動運転などに応用されています。例えば自動運転は、他の車両や歩行者、白線などを認識しながら安全に車を動かす技術です。
ディープラーニング 画像処理=撮影した画像を解析(特徴点の抽出)、認識(物の区別)する技術により、倉庫や工場では、 数量・破損品・品質チェック、製品の分類、物体認識・OCR(文字認識)といった検品の自動化を実現できます。近年、注目を浴びているロボットによる作業の自動化(AGV: 無人搬送車など)は、主に大規模な現場の作業でその効果が発揮されます。検品の自動化は、特定のものの抽出や区別などを担うため、大規模のみならず小規模な現場でも十分に効果を発揮できます。
応用
[数量カウント] パレットの数量カウント -実例- |
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[特定物の数量カウント] -使用例- |
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[種類別数量カウント・計算] -使用例- |
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[破損品チェック] -使用例- |
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[製品の分類] -使用例- |
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[品質チェック] -使用例- |
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[出荷前検品] -使用例- |
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[物体認識・OCR] -使用例- |
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工場で梱包し終えた段ボールに配送伝票を貼りつけた時点をスタート、伝票がラインに存在しなくなった時点をゴールとし、出荷までの履歴管理を行います。伝票番号を文字認識でデータ化し、確かに梱包、出荷をしたという証拠画像を保管できます。 |
用語説明
人工知能(AI: Artificial Intelligence)
人間が行っている知的な作業を、コンピュータで模倣したソフトウェアです。
機械学習(Machine Learning)
人工知能の一分野で、データの背景にある傾向や法則を探り、現象の解析や予測をします。
ディープラーニング(Deep Learning)
機械学習の手法の一つ、脳を模倣したモデルで、入力層(Input Layer)、隠れ層(Hidden Layer)、出力層(Output Layer)の3種類の層から成ります。
入力に対して単純な変換を何回も繰り返し、予測結果などを出力する構造をしています。
例)猫の写真を「収集」 → 猫の特徴点を「学習」し、「判別モデル」を作成 → 新しい猫の写真から、これは猫であると「認識」(あるいは、これはライオンであると「判別」)
画像処理(Image Processing)
コンピュータで、画像に何らかの加工や処理を施すことです。
画像解析(Image Analysis)
画像の中から、特定の事象を抽出することです。
画像認識(Image Recognition)
画像の中から、特定のもの(人の顔、ロゴなど)や特徴点(目や鼻、青色など)を認識し、検出することです。
カメラ ソリューション一覧
- クラウド遠隔監視カメラ システム「ci.Superior/GAZOCL」
- EMS – 作業映像一発検索システム「ci.Superior/GAZOQS」
- 人数カウント システム「TrueView People Counter」
- ヒートマップ「TrueView Queue」
- 属性判定「TrueView Demographics」
- ディープラーニング 画像処理
- サーマルカメラ