最近、耳にする事が多くなったIoT。この記事では、世界のモノをインターネットに繋げる事に大きく貢献 しているネットワークプロバイダーSigfoxとその特徴についてご紹介します。弊社のカゴ車locatorでも、 Sigfoxネットワークを採用しており、シーネットが得意とする「物流」の分野で非常に期待がされている通信技術です。
2010年フランスにて創業。0Gネットワークの草分けとして、世界をけん引するIoTサービスプロバイダーです。低コスト、省電力、全世界での通信網を特徴とし、数十億のIoTデバイスをインターネットに繋げています。 2020年現在、70か国以上、10億人が住むエリアをSigfox通信網がカバーしており、アセットトラッキングやサプライチェーンなどの分野を筆頭に、様々なビジネスをよりデジタルに変革しています。
アンテナなどのインフラやデータを受信するクラウド環境は既に準備されており、ユーザーは携帯電話のように端末を準備し、回線契約を結ぶだけで使えるという大きな特徴があります。日本国内のSigfox通信網は,2020年現在、人口カバー率96%となっており山岳部や過疎地以外のほとんどの地域で通信が可能です。物流のアセットトラッキングをする場合、複数の倉庫が全国に点在する場合が多く、全国網ネットワークは大きなメリットとなります。
Sigfoxは非常に小さなデータ(最大12バイト)を通信するため、通信コストは安価になります。物流アセットのような大量のモノの情報を把握するには、大量のデバイスが必要になるため、これまでの技術では通信コストやデバイス費用がネックとなりなかなか普及が進みませんでした。 Sigfoxの通信費用は月額数百円、端末デバイスの価格下がってきており、今後の物流業界のIoT化には最適です。
Sigfxoxは省電力で通信を行う事で、バッテリーを数年単位で持たせることも可能です。 日々の業務に追われる物流の現場では、定期的なバッテリー交換や充電作業は現実的ではありません。さらに物流現場は非常に広く、常に移動する物流機材を探すだけでも大変な苦労となります。物流現場での利用を考えた時に、メンテナンスフリーで長期間稼働するという事は必須条件のため、導入後の手間がかからないという点からもSigfoxは物流に最適です。
最後に
Sigfox通信は、様々な分野で今後のIoT化の基盤となる技術です。その中でも物流やサプライチェーンでの利用が特に期待されています。弊社のカゴ車locatorも、Sigfoxを有効活用し、 お客様のアセットトラッキングと移動データからみえる情報の解析をお助けします。
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