製品情報
ci.Pacific/カギ束locaTor
ci.Pacific/カギ束locaTorは、IoTデバイスを取り付けるだけでカギなどの資産の位置情報を自動で収集・管理できるソリューションです。 従来の鍵管理台帳や、RFIDやICタグによる鍵管理システムは、主に誰がいつどの鍵を取り扱ったかという入出庫記録のためのものであり、鍵をなくしてしまった際に見つけ出すためのものではありませんでした。実際に鍵束の紛失は、数年に1回程度の発生率ですが、その1回が鍵取り扱いの信頼に大きく関わってきます。万が一紛失した際にも位置情報の記録から鍵束を探し出せるci.Pacific/カギ束locaTorなら、従来の鍵管理にさらに安心をプラスすることができます。【特許出願中】
物流における深夜などに店舗(飲食店やコンビニ、ドラッグストアなど)へ無人納品をする配送ドライバーが持つ鍵束や、オフィスや不動産における鍵、企業内における重要エリア(サーバールームや機密書類の保管部屋、医薬・医療品の保管部屋など)の鍵などの紛失対策に効果的です。
特長
万が一鍵を紛失しても、位置情報から探し出すことが可能です。位置情報は自動的に取得され、クラウドに保存されます。鍵と一緒に持ち歩くだけなので運用の負担がなく、紛失に気付いたその場でスマホで確認も可能です。
位置情報のデータはクラウドに蓄積されるため、鍵の利用者だけでなく本部の管理担当者もリアルタイムな情報を確認することができます。鍵の紛失時だけでなく、日々の運用の可視化にも役立ちます。
LPWAのひとつであるSigfox通信を利用しているため、スマートフォンなどのモバイル回線と比べると月々の利用料金を約1/4に抑えることができます。省電力で、紛失後も通信し続けられるため安心です。
利用方法・利用シーン
鍵などの人が持ち運ぶ資産の管理に最適です。特にお客様からお預かりしている鍵を万が一紛失してしまった場合は、信用・信頼を損う重大な問題となります。しかし、置き忘れや落下、盗難など、鍵は常に紛失リスクにさらされています。ci.Pacific/カギ束locaTorは、紛失という万が一の問題が発生した時に、位置情報の確認により早急に鍵を探し出すことができます。
飲食店の夜間配送用の鍵束の追跡に
コンビニのルート配送用の鍵束の追跡に
ドラッグストアの夜間配送用の鍵束の追跡に
オフィスや不動産の鍵管理に
利用方法は、鍵束と一緒にIoTデバイスを持ち運ぶだけです。小型・軽量のデバイスで邪魔にならず、ストラップホールがあるため鍵束に取り付けることができます。LPWAのSigfox通信を利用するため省電力で、別売りのマグネット充電ケーブルを使えば充電も楽々です。
基本的に位置情報は自動的に蓄積されていくため、利用者はデバイスを操作する必要はありません。自動取得の他にも、デバイスの手動通信ボタンを押すことで位置情報を取得することもできるため、配送記録を残すことも可能です。
標準機能、サービス内容
全てのカギの現在の位置情報を確認できます。クラウドなのでPCやスマホ、タブレットからでも確認可能です。
特定のカギの動きを120日まで遡ることができます。履歴はCSVファイルで出力が可能です。
鍵束ごとにデバイスID、分類、グループ、通信設定、通信回数の設定、GPS・Wi-Fiの使用設定ができます。
場所や行先をあらかじめ登録しておくことができます。滞留や紛失を検知するような設定も可能です。
月額利用料420円~
デバイス1台、クラウドシステム利用料(1アカウント)、データ通信費、保守・運用サポート込み。
ci.Pacific/カギ束locaTorは、420円~サブスクで利用可能です。1台からの契約もできるため、まずはスモールスタートから初めて、必要な時に台数を追加していくこともできます。
※別途初期費用(環境セットアップ、デバイス登録)が必要となります。
※初回の契約期間は2年となります。その後更新は1年単位となります。
※価格とサービス内容の詳細はお問い合わせください。
ハードウェア
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ci.Pacific/カギ束locator IoTデバイス
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サイズ90 x 40 x 18.5mm
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稼働温度帯-20℃~+50℃
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防塵防水規格IP55(生活防水/防塵仕様)
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測位方法SigfoxAtlas、GPS
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センサーNone
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バッテリー880mAh(1日24回のGPS通信で3週間稼働)、マイクロUSB充電